デンテツ各駅探訪…
軽金前停留場
駅間距離
中学校前〜0.9km以下〜当停留場〜0.9km以下〜硫酸会社前
上記の距離表示で判る通り、駅間距離が不明です。というのも、当停留所は1936(昭和11)年4月1日以降、1942(昭和17)年11月15日以前に新設され、しかも1942年のダイヤには、1936年のダイヤにはあった軌道線小停留場の距離表示がないためです。中学校前からの距離を、間を取って0.4km程度と推定すれば、宮前通バス停にあたります。「軽金」というは、どうも川向こうの現4代目県庁のところにあった日軽金(日本軽金属株式会社)新潟工場(1941(昭和16)年操業開始、1980(昭和55)年12月操業停止。現工場は太郎代で、1982(昭和57)年4月操業開始)と関係があるように思います(現に同工場付近のバス停は「軽金前」だった)。しかし川向こうですし、関屋団九郎と同工場を結んでいた木橋「塩の橋」は、東関屋駅を挟んで反対側で、かえって東関屋駅のほうが近いといいますし、謎は深まるばかりです…。
沿革
1941(昭和16)年4月10日 当停留場新設の件で新潟鉄道局から返信
上記日以降、1942(昭和17)年11月15日以前 当停留場開業
1944(昭和19)年9月10日 軌道線専用停留場廃止、モハ1形廃車、当停留場も同時廃止